ジュウシチネンザミ

 いっしぃです。


 菊川市の菊川文化会館アエルにて行われましたミュージカルシアターSTAGE21 第五回公演「ジュウシチネンゼミ」に行って来ました。こちらのステージには、わにわにさんコトじゅえ様が(アレ?おかしいかな?)参加しています。



ジュウシチネンザミ



 ストーリーは、
 17年に一度しか現れない蝉が現れた。それが、海と山の自然に囲まれた姫城島に。
 1991年の夏。15歳のカオルは中学校の演劇部の部長として悩んでいた。顧問の堂本先生が急に教師を辞めると言い出したからだ。堂本先生とカオルたち演劇部員との溝はどんどん深まっていく。そこへ突然現れた奇妙な蝉。そして不思議な少女ミイ。彼女は堂本先生とカオルたち演劇部員に取り付くように現れては消える。一体何のために・・・。そんな中、姫城島がリゾート開発されて、島の自然が壊される話が浮き上がってきた。リゾート化に賛成、反対と住民達は揺れ動く。そして、堂本先生やカオルたちもその渦に巻き込まれていった・・・・。
 
 2008年の夏。何も変わらない中学校の校庭に32歳になったカオルは立っていた。泣きたくたって泣けないときがある。でも、堪えきれずに流した涙のしずくには光がとけている。それを気付かせてくれたのは、17年前のあの蝉だったことを思い出して・・・



 で、最後は、ジュウシチネンゼミの精であるミイが全てを収めて亡くなっていくのです。




 泣けましたよ~、本当に。 僕だけじゃなくて、会場のそここから鼻をすする音がしてましたし、ステージが終わってから、”鬼”が「久々に人の血が通って、体が暖かい」なんて言ってたくらい。





ジュウシチネンザミ



 ZO的に言うと、立ち位置って本当に大切なんだなぁって思いました。舞台の奥行きだけでなく、物語の奥行きも立ち位置で決まってくるんですね。それと演じているキャラクターを突き詰めないといけない。感動の裏側には、きちんと計算が必要だと感じました。

 しかし、コレだけのレベルのミュージカルを作り上げるには、半端ない時間が必要なんですね。そしてその時間の厚みが、物語の厚みも増していくような気がします。




 感動したり、勉強になったり、いろいろ忙しい観劇でしたが、終わった後の外での皆さんの笑顔が純粋に素晴らしく感じました。

 見に行って、本当に良かったです。




同じカテゴリー(鬼のつぶやき)の記事
節分
節分(2011-02-04 22:59)

打上げ
打上げ(2010-12-28 10:00)

秘密会議
秘密会議(2010-05-11 10:03)

もらい物
もらい物(2010-04-27 10:09)


Posted by 池野整体療術所院長 池野昌利 at 21:47│Comments(0)鬼のつぶやき
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
ジュウシチネンザミ
    コメント(0)