目指せローカルヒーロー！BAT・ZO奮闘記

　やってきました。アフレコです。

　前回までの、せっかくの台詞が全然聞こえない、せっかくのストーリーがわかってもらえない、と言った欠点を克服するため、次回から先に台詞を録音しておくことにしたのです。



　えっと、金剛鬼は、台詞というか吼えるというか・・・・・・。



　ふと、我にかえると、一体金剛鬼ってなんなんでしょう？
　鬼は鬼ですが、元からの鬼？人が変わったもの？


　と、何故悩み始めたかというと、「うぉー」なのか「ヴォー」なのか、言葉にできないような唸り声？獣のような吼え？「うぉー」だと、若干言葉が混じります。果たしてこれで良いのでしょうか。金剛鬼のキャラクターに合っているのでしょうか？




　目指したい姿が一応あります。それは映画の「ゴジラ　モスラ　キングギドラ　怪獣総進撃」のゴジラです。







　ゴジラ映画初のリアルな怪獣映画を目指したこの映画は、見に来た子供達をトラウマに陥れました。親御さん達から、かなりの苦情が来たとも聞いています。

　ゴジラの放射能火炎で爆発が起こり、人がゴミのように巻き上げられていくとか、骨折のため足をベッドに固定されていて逃げ送れた女の子が、ゴジラの尻尾の一撃でつぶされるとか、とにかくこのゴジラは人間をとことん憎んでいて、その力も圧倒的。通常兵器どころか、今回正義の味方のキングギドラでさえ、全く歯がたちません。



　そんな圧倒的な怖さを出せたらいいなぁ、と常々思っていました。けど今回のアフレコで感じたこと・・・・。自分でいくら吼えても所詮人の声。それどころか、格好も人（←当たり前）。ゴジラのようには行きません。うーん、これは目指したものが間違っていたようです。



　ここまで来て、またイメージ転換。まだまだ苦難は続きそうです。